今回の記事では私自身の体験をもとに寝かしつけが楽になった方法をお伝えします。
寝ぐずりや夜泣きっていつか終わりが来るって言われるけど寝ぐずりや夜泣きがひどいと
なんて思いませんか?
私自身も現在3歳の長女が赤ちゃんの時に寝かしつけや夜泣きに本当に苦労した経験があります。
そこで次女が生まれる前に、
”次女の時は寝かしつけを楽にしたい!寝ぐずりや夜泣きを減らしたい!”
と思ってある一冊の本を読んで見みました。
その本がこちらです
私は次女が生まれるまでにこの本を読みました。
そして本の中に書いてあることの中で私自身ができることだけを新生児の頃から取り入れてみました。
その結果、抱っこをしなくても自分の力で眠れるようになったのです。
この記事は
夜泣きや寝かしつけに悩んでいる
赤ちゃんの寝かしつけを楽にしたい
ひどい夜泣きを楽にしたい
ママが辛い思いをしないでゆるっとネントレをしたい
という人に読んでもらいたい記事になっています。
一つだけ注意していただきたい点は
赤ちゃんも一人の人間であって個性があるので個人差はあるということです。
やらないよりはやってみる価値はあると思うので悩んでいる人はぜひ取り入れてみてくださいね。
赤ちゃんってなんで夜泣きや寝ぐずりをするの?
夜泣きの原因
夜泣きの原因にはいくつかありますが、大きく3つに分けて書いていきます。
1.排泄や空腹感、暑い寒いなどの不快感によるもの
単純にお腹がすいた、おしっこやうんちが出た、暑い寒いなどの生理的欲求や不快感などから夜泣きしている場合もあります。
2.体内時計の問題
生まれたばかりの赤ちゃんは体内時計が働いていないので昼夜のリズムが付いていません。
生後1ヶ月すると赤ちゃんの体内時計は動き始め、生後3〜4ヶ月頃から昼夜の区別がついてくるようになります。
なので赤ちゃんは大人とは違って体内時計が十分に働いていないため夜中に何度も起きたりしてしまいます。
体内時計をうまく働かせるためには
『朝昼は明るき賑やかに過ごし、夜は暗くして静かに過ごす』という習慣をつけることが大切です。
大人に合わせて朝は8〜9時頃まで暗くして寝ていたり、夜も遅い時間まで明るい場所で過ごしていると赤ちゃんの体内時計はうまく働くようになりません。
3.寝かしつけの方法が原因となることも
寝かしつける方法に、入眠するときに不適切な条件(哺乳瓶やおしゃぶり、車に乗せる、揺らすなど‥)が必要になってしまっていることも寝ぐずりや夜泣きの原因になるとも言われています。
赤ちゃんの”寝言泣き”
赤ちゃんの眠りは大人よりとっても浅いです。
睡眠はレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しています。
大人はこのレム睡眠とノンレム睡眠の1サイクルが90分〜120分なのに対し
・産まれたばかりの赤ちゃんは40〜50分
・生後3ヶ月で50〜60分
・2歳頃で75分
・5歳頃にやっと大人と同じサイクル
になります。
このことを知ると赤ちゃんの眠りは浅くてすぐに起きやすい状態にあることが分かりますよね。
そして大人が眠りが浅い時に寝言を言うのと同じように、赤ちゃんも眠りが浅いタイミングで『寝言泣き』をします。
なので赤ちゃんの夜泣きは泣く度におっぱいやオムツなどの欲求があるわけでは無いことを知っておくことが大事なんです。
ネントレをしようと思ったきっかけ
次女の産後にネントレをしようと思ったきっかけは
長女の赤ちゃんのときの夜泣きがとても大変で『もうあの時の辛い経験はしたくない!』と思ったことです。
長女が赤ちゃんの頃は生後5〜6ヶ月頃から夜泣きが始まりました。
卒乳して1歳過ぎれば夜泣きもおさまるだろう・・と思って頑張ってきましたが、卒乳をしても夜泣きは治ること無く2歳近くまで続きました。
ママ友の話やSNSなどを見ていると「最近朝まで寝てくれるようになった!」なんて書いていたりして、何でうちの子は寝てくれないんだ・・と落胆する日々でした。
夜中はママのお腹の上で寝かせてみたり、抱っこして寝かしつけをしては背中スイッチが発動。
やっと置けたと思ったらまた1時間後には泣いて起きるなんてことは日常茶飯事でした。
そんな寝不足の毎日で本当に辛く、頭も働かない状況で娘にも夫にもイライラをぶつけてとても悪循環でした。
夜中に娘が泣いて起きて私の方を見ているときの顔がすごく怖く感じた日もありました‥。
唯一私が救われていたのは、夫は仕事があっても夜泣きに対応してくれたり、翌日仕事がお休みの日には夜一人で寝かせてくれる日を時々作ってくれたことです。
夜泣き対応を一人でしていたら本当に育児ノイローゼになってしまっていたかもしれません。
そのくらい寝ぐずりや夜泣きは精神的にも体力的にも追い込まれるんですよね。
長女の時の経験があったからこそ次女の産後は”夜泣きで辛い思いをしたくない!寝かしつけを楽にしたい!”と思いネントレを取り入れました。
寝かしつけを楽にするために取り入れた5つの習慣
ここからは実際に寝かしつけを楽にするために変えた習慣をお伝えしていきます。
長女が赤ちゃんの時はパパが帰宅するのを待って21時〜22時頃まで明るいリビングで過ごしていることが多かったです。
なんて今になってみれば思います。
そこで次女の産後、寝かしつけを楽にするために変えた習慣は以下の通りです。
5つの習慣
夜は寝室に行く30分前から常夜灯にして暗くして過ごす
20時〜21時までには寝室へ行く
朝は7時前後には起こす(カーテンを開ける)
寝室へ行ったら添い寝でトントンする
寝る前のルーティーン(入眠儀式)を作る
寝室に行く30分前から部屋を暗くして過ごす
赤ちゃんは夜も明るい電気が点いている部屋の中にいると昼夜の区別がつきにくいです。
”夜だよ〜”と認識させて昼夜の区別をつけるために寝室へ行く30分前にはリビングを常夜灯にして暗くして過ごす習慣をつけました。
毎日寝る30分前から部屋を暗くすることで、赤ちゃんもだんだんと『夜』という認識がついてきて『そろそろ寝る時間』ということを学習していきます。
これは実際にわが家がそうですが、上の子がいるお家でも出来ます。
上の子も一緒に早く寝る習慣がつきますよ。
20時〜21時までに寝かしつけをする
先ほど紹介した私が読んだネントレ本には20時までに寝かしつけましょうと書いてあります。
これは仕事をしているママや、ワンオペ育児のママ、赤ちゃん以外に上の子がいる場合はそれまでにご飯やお風呂、歯磨きなど全てを終わらせなければならない事を考えると結構タイトなスケジュールになりますよね。
わが家も3歳の娘と0歳の娘を一人で20時までに寝かしつけることは厳しかったです。
「20時までに寝かしつけなきゃ!」と時間に追われてママがピリピリしてしまっては意味がないので、私は”21時までに寝かしつけができればいいや!”と思って実践しました。
時には21時を過ぎることもありますが、それでもいいんです。
ネントレすることがママの負担にならないようにやっていくことが大事です。
寝かしつけ自体が21時を過ぎそうであっても、先ほど述べたように寝かしつけまでリビングの部屋を暗くして過ごすことは必ずやっていましたよ。
朝7時頃には起こす(カーテンを開けて明るくする)
これも昼夜の区別をつけて朝ということを認識させるためにやっています。
カーテンを開けて太陽の光を入れることが大事です。
これもあまり神経質にならずに7時くらいにはカーテンを開けて起こそうという気持ちでいればいいです。
赤ちゃんが目が覚めたら必ず「おはよう」と声かけもしています。
そこからおむつ替えや朝の支度をするようにしています。
洋服も寝ている時のままでは無く、着替えることで寝る時と活動するときの区別がついてくるので必ず着替えるようにもしています。
寝室へ行ったら添い寝でトントン
大事な寝かしつけの部分です。
私は泣いている娘を一人にはできないので、寝室へ行ったら添い寝をしてトントンするようにしました。
泣いたりグズグスしていても抱っこはしないで添い寝してトントンを続けます。
抱っこしても泣き続けますし、もし抱っこで寝たとしても背中スイッチが発動するかもしれないのでここはじっとママも我慢して添い寝トントンを続けました。
すると娘は添い寝をしていれば一人で眠れるようになりました。
寝る前のルーティーン(入眠儀式)を作る
寝る前のルーティーンを作ってそれを毎日寝る前に行うことで赤ちゃんもそろそろ眠る時間なんだということを学んでいきます。
我が家では先ほど述べたようにリビングの部屋を寝室へ行く30分前には暗くするというルーティーンを作りました。
そして生後2〜3ヶ月になり少し遊べるようになってきたら暗くした部屋で寝る前の遊びタイムを作るようにしました。
寝る前のルーティーンは、本を読む、シアターを見る、歌を歌ってあげる、ふれあい遊びをするなど家庭に合わせて何でもいいと思います。
ネントレをした結果は?
寝かしつけ編
もうすぐ1歳になる次女は新生児の頃から入眠時に抱っこで寝かしつけしたことがほとんどありません。
今では寝室へ行って一緒にゴロゴロしているだけで寝れくれます。
時々上の子が騒いで眠るタイミングがズレてしまうとグズグズすることはありますが、大泣きしたりすることは無くトントンしてあげたりすると眠ります。
これは長女の時とは大違いです。
寝かしつけに長い時間かかることが無く抱っこもしないで寝てくれるので、長女の辛かった頃に比べると私自身、体力的にも精神的にもとっても楽になっています。
夜泣き編
夜泣きに関しては、卒乳するまでは大体20時半〜21時に就寝して朝の7時までに1〜3回は起きていました。
長女が起きてしまわないように、次女が夜泣きした時は授乳をしてしまうこともあったのでそれも夜泣きのひとつの原因かもしれません。
ただ1〜2時間おきに夜泣きをしていた長女に比べると格段に夜泣きで起きる回数は少ないかったです。
また夜泣きで起きた時は寝言泣きの可能性も考えて、少し様子を見つつトントンして添い寝するとまた眠りについてくれることがほとんどでした。
卒乳した11ヶ月の今では朝まで起きないで寝てくれるようにもなりましたよ。
抱っこしない寝かしつけの秘訣
ここで紹介したネントレは冒頭にある”赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング”を参考にして自分が取り入れられる部分だけを実践した方法です。
いろんな育児本やSNSにネントレの方法が書いてありますが、ネントレの方法もさまざまです。
そしてそのネントレ方法がその子によって合う合わないもあるので必ずしも成功するとは限りません。
ただネントレが成功すればママが楽になるのは間違いないです。
寝ぐずりや夜泣きがひどくて辛かったり、悩んでいるママはぜひ試してみて欲しいと思います。
ここで紹介したネントレ方法はあくまでも我が家の一例として寝かしつけに悩んでいるママパパの参考になればと思います。